2019年03月12日

正義の味方

先日、アンパンマンの原作者、やなせたかし先生の生誕100年を記念して創設された第1回「やなせたかし文化賞」という栄えある賞を頂いた。その授賞式がやなせ先生のゆかりの地、高知県香美市で行われたので行ってきた。広く子供の為の活動をしている団体ということで、街のゴミ拾いや市民活動を評価して頂いたのがとても嬉しくありがたいことだ。考えてみればやなせたかし先生のアンパンマンは身を投げうって他人を助けるという利他の行為であり、いわば無償の愛とも言うべきで他人が喜ぶことをする、それこそ本当の正義の行為だ。
ワシは幼少の頃、正義感や他人への思いやりなどは漫画から学んだ。考えてみれば「鉄腕アトム」の登場から60年以上経過したが、この間漫画やドラマにはおびただしい数の正義のヒーローが登場した。しかしそれを見て育ったはずの我々大人が作った現在の社会には果たして正義や思いやりは満ち満ちているだろうか。お世辞にもそうとは思えない。むしろ逆で社会の指導的な立場である人々の劣化は目を覆うばかりだ。政治家は嘘、隠蔽、大企業をもごまかし、大学は不正行為、さらに親が子供を虐待するなど、とても子供の模範になるような大人ではない。これでは漫画で学んだ正義感などは単なる絵空事になってしまう。やはり漫画で子供に正義を教えるだけでなく、大人は正義の行為を実践しなければ子供に対して説得がない。悪をパンチでやっつけるわけではない。エクラアニマルではとりあえず人々に喜んでもらえるように街をきれいにしよううってことで、ゴミ拾いを会社のスタッフ全員でやり始めた。(すでに10年を超えた)
すると、色んな人たちから「ありがとう」「ご苦労様」などと感謝や励ましの声がかかる。これだ!人が喜ぶことをやるのが正義だ。アンパンマンの無償の行為だ。
私たちはこういう行為をすることを「やなせイズム」と密かに呼んでいる。(やなせ先生、勝手に名付けてすみません)と同時にこの行為をする精神を「どういたしましての心」と呼んでいる。それは、どういたしましてと言うには資格がいる。人から「ありがとう」と言われなければ返せない言葉だ。何年も言い続けてきた言葉だけど、今回頂いた賞を励みにさらに多くの人にありがとうと喜んでもらえる活動をしていきたい。
本当に人々の喜び合う平和な社会が訪れるまで。

おなら丸

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posted by アニメ制作会社エクラアニマル at 20:24 | Comment(0) | コラム
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