2015年10月20日

子供にわかる安保法案

平成27年9月19日未明、安全保障関連法案が国会で与党によって強行採決されました。戦後70年間継続されてきた憲法9条を内閣の解釈で変えて、さらにその解釈の変更に対する反対意見には耳をかさず、強行採決をしました。
安倍内閣は改憲をめざし、最初は96条を変えて9条改憲のハードルを下げようとして失敗、それでアプローチ方法を変えて、まず特定秘密保護法とかをつくって外堀を埋め、仕上げに内閣の閣議決定で憲法の解釈を変えるという手に出ました。
この強行採決された安保法案を小学生にわかるように考えてみました。
閣議決定された解釈とはどのようなものなのかわかりやすく言うと安保法案というのは「連れション法案」といえます。例えば憲法9条に立ち小便をするな≠ニ書いてあるのに対し、座ってやればいいのだ、座ってやるのはいけないとは書いてないという解釈です。こういうのを屁理屈というのではないでしょうか。立ち小便するな≠ニいう条文はどう解釈しても=この場所ではオシッコをしてはいけません=
という意味で小便そのものを禁じていることは子供でも理解できます。国民の模範となるべき国会議員は子供以下の理解力というべきでしょう。
ともあれ安倍内閣はこれから座ってオシッコをすることに決めましたが、何故わざわざしゃがんでまでオシッコをしたいのか、それは堂々と世界中で立ち小便をしている米国と一緒に連れションをしたいからです。これから日本は立ち小便をする米国の後ろにくっついて座ってオシッコをしなくてはなりません。これを後方支援といいます。これが「連れション法案」です。問題なのは安倍内閣が米国の後について座りオシッコをする行為を積極的平和主義などと自我自賛していることです。
どうせなら米国の後方支援などと言ってないで、米国にとって変わる堂々と立ち小便したらどうか、その方がよっぽどスッキリすると思うがその根性は持ち合わせていないようです。押し付けられた立ち小便禁止≠変えないなら、押し付けを米国の後方支援に甘んじるのは屈辱ではないのかな。
米国に従属する同盟関係のどこが普通の国なのでしょうか。これは積極的平和主義どころか例えて言うなら強いジャイアンにくっついて行動を共にする「積極的スネ夫主義」というべきもので自主独立の気概が全く感じられません。もしかしたら自虐的内閣?安倍内閣のめざす普通の国は、武力でもって国民の生命と財産を守るということで、武力に対してもっと強い武力で抑止するという考えです。
これほど矛盾している話はありません。そもそも武力と平和は相入れません。世界中の紛争は武力をもって行われていますが、武力では解決できていません、
武力を抑止するのに武力でもってするというのは、貼り紙を禁止するのに“張り紙をするな”という貼り紙をするようなもので、人々の支持を得られないような矛盾にみちたものです。従って、この安保法案は別名『貼紙事態法』ともいうべきものです。
さらに安倍内閣の根本的な考え方は「大阪のおばちゃん思想」だということです。

ずいぶん昔のことなので、記憶ちがいがあるかも知れないのですが、TVで大阪の警官が駐車違反の取り締まりをしているとき、違反したおばちゃんが警察官に向かって「何でうちだけねん、あっちも違反しとるやないけ。あっちも取り締まらんかい」と食ってかかっていました。
もちろん大阪のおばちゃんがすべてこんな人ばかりでないことは言うまでもなく、すばらしい人がたくさんいることも知っています。
番組を観ての比喩的表現で「大阪のおばちゃん思想」とかってに名付けたのです。ごめんなさい。
ようするに、言わんとすることは安倍内閣が、人がやっているから自分もやる、他国が軍隊を持っているから自分も持つ。それが普通の国だ、という考えに支配されているということです。
そう言えばいつだったか、大阪のいちばんえらい人が従軍慰安婦について、どこの国でもやっているというような主旨の発言をしたことがありました。
これもことの是非ではなく、みんなやっているじゃあねぇか!といいたいわけで、おばちゃんの考えと同様です。
駐車違反をした場合、他の違反者のことをどうこう言うより、違反した自分を恥じるべきであって、他人も同じ違反をしているだから自分がやったっていいじゃないか、というのは違反の肯定につながります。平和をめざす国はどうあるべきかなど、人類に対しての理想もなく、所詮人間は違反するものだから要領よく立ち回ったほうが得だ、というようなおおよそ人類の理想とは真逆な思想だということで、憲法9条を持った国をあずかる者としての理念がない。
日本国憲法はその前文で「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した」とうたっています。
ここのところが安倍内閣にとって魚の骨のようにノドにつき刺さっているので、憲法に違反してまで閣議決定をして、国会で強行採決をしてでも変えたい根拠となっていることがわかります。
安倍内閣のめざすいわゆる普通の国というのは国益(国民の生命と財産)を守るためには戦争も辞さないという国です。
ちなみに過去70年の間、日本国民の生命と財産は外国との紛争によるものではなく、事故や災害でそこなうことがほとんどであるにもかかわらず、防災はいつも後手後手です。

以上、安倍内閣の安保法案は
@連れション法
A積極的スネオ主義
B貼紙事態法
C大阪のおばちゃん思想
この4点をおさえておけば大学入試はバッチリです。
どこの大学かはわかりませんが、あっ!と法案は可決されるので、案ではなく法となります。
安保法案は安保法となったわけです。入試の引っかけ問題にご注意。
子供にもわかる安保法案でした。


おなら丸
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posted by アニメ制作会社エクラアニマル at 20:14 | Comment(0) | コラム
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